だからぼくは品詞 高いところから落ちて生きものが壊れる音をだす天井からも侮辱を受けていた透明な疲れでできていた昼 僕が僕しようとすると僕は僕しなくなった死体にはならなかったけど素通りしていった死がからだにたくさん残っている みなさんの形容詞を…
後背 私は「後ろ」にいる。声もなく、影もなく、「いない」という数にも入らずに。語っていないということを伝えられず、数えられていない者の統計がとられず、忘れ去られたことを忘れ去られている位置に。私は一度として記憶されたことがなく、かつて誰から…
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