愛さないことにかけては世界の方が上手

詩人・ライターの喜久井伸哉(きくい しんや)による愚文集

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【現代詩】『イーロン・マスクの火星移住プロジェクトに対する私的な反対意見』

イーロン・マスクの火星移住プロジェクトに対する私的な反対意見 私ずっと沈黙そっくりの怒号をあびているみたいだった。子供の頃に受けた男性からの叱責が今でもよく聞こえていて大人になってからも余震みたいに私に残響してくれている。 安い下着履いてワ…

【コラム】「ひきこもり」とセクシャルマイノリティ③ 映画『恋に落ちたシェイクスピア』について他 

先月のことですが、「ひきポス」で「『ひきこもり』とセクシャルマイノリティ①」の記事がアップされました。第二回は6月18日(月)更新予定です。公開にあたってはいくつかの文節を削っており、断片的なものになりますが、この機会に削除した箇所を掲載しま…

【写真詩】「ヒルデ・ドミーン詩集」付

自身で撮影した2018年1月前後の写真に、ヒルデ・ドミーンの詩からの抜粋を込め、写真詩として掲載します。ヒルデ・ドミーンは20世紀ドイツの女性詩人で、簡潔な言葉から高貴な詩風を築き上げています。代表作『薔薇だけを支えとして』は、芸術であり愛である…