2024-01-01から1年間の記事一覧
「感諷五首 」の意訳について ここ最近、李賀(りが)(791年-817年)の意訳をいくつかおこなった。李賀は唐代中期の人で、西暦でいえば8世紀から9世紀の変わり目に生きた詩人。華美な修飾表現が特徴で、三千年におよぶ漢詩史においても、際立った奇想の持…
李賀「感諷五首(かんぷうごしゅ)其の二」意訳 歳月人を待たずと言うとおり老年にならぬ少年はいない乗るべき電車がやって来たとき弱った足腰は必ず乗り過ごす 神童と称された才人ならば出世し高官を目指せたものを彼らの頭上に輝いているのは栄冠私の頭上…
李賀「感諷五首(かんぷうごしゅ)其の三」意訳 南の奥州は無残の極み人の歳月に似た風雨が咲いたばかりの花を散らす(どうやらその雨は発狂していた) 月光は山火事のごとく燃え樹影は熱病のゴッホより廻る孤独な小径が尽きる頂点にまがまがしい満月が燃え…
李賀「感諷五首(かんぷうごしゅ)其の四」意訳 さあ夜明けだ夜の闇が退場し暁が万物の箇条書きを始めるおのおのがおのおのの生を生きるのだ さあ荷物を担いで食っていくため玄関を出ろお前の生を荷うような輩はこの世でお前だけではないか 君平(くんぺい)…
李賀「感諷五首(かんぷうごしゅ)其の五」意訳 岩間に清き水のせせらぎあり痩せた秋草の揺れる岩辺よ葉の乱れ茂る小径を行けば 上着に竹の香がうつりゆく 雲間に清き光のせせらぎあり峰のあいだに湧いた新月の泉月明りのしずくがもやをつくり天来の清流を山…
少年の夢は一杯の酒に如かず(李賀「致酒行(ちしゅこう)」意訳) あざなえる魂のあてどない彷徨よ暗夜にも雄鶏は高らかに聲を上げ朝焼けは白々と天下を照らしだすこの醜態を晒す陽がまだ昇るのか 答えろ大地 いったい誰が知っていた?あの少年に天を震わせ…
日本沈没前夜 政府「適切に対処します」 母親の提供でお送りしました 家族 自民党:最低公約数的同意 檸檬屋に爆弾として本一個 井の中の蛙大海では死なず 夏草や石にしみ出る芭蕉の句 ひろいみちから ふみはずしてくもり空 悪意はない ただお前がこの世にい…
人間たちの羅生門に鼻かぜをひくピノッキオ 舌のない生き物に生まれよアダムイヴ 人はパンのみで生くるにあらず基督者(クリスチャン)パンセのみでも生きれぬものを 産まれたあと 父の胎内で生きてきたずっと ペガサスの馬刺しではなく鶏肉のほう 吾思う 故…
石に入る僕の声別名を囁く夏草深緑の盛る日も梢には蝉の沈黙 耳が国境線を引く他人の緯度は遠い目はビザを出さず舌共の難民ボート 迷妄の夜にも追憶は火打石冷水を燃やし熱気球が上る 猿に還りたい舌の硬化症状人のだんまりに絶唱する太古 顔を壊してると笑…
そして地球の裏側で人間の舌がひるがえりバタフライ・エフェクトの嵐がやってくる今日の谷底ではためいた小さな舌の勇気も百年後の山頂で誰かの前髪を揺らすだろう 自分を演じすぎてしまったときに出会う他人にわたしたちはすぐに自分を譲渡しすぎてしまうう…
当サイトの閲覧に、感謝する。ブログの更新はしていないが、取材の仕事や創作の執筆は、日常的におこなっていた。ここ数か月の活動を、ご案内する。 ① ウェブメディア『不登校オンライン』連載 「不登校」に関する、新しいメディアが誕生した。私は創刊とと…
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