愛さないことにかけては世界の方が上手

詩人・ライターの喜久井伸哉(きくい しんや)による愚文集

2022-06-22から1日間の記事一覧

【現代詩】だからぼくは品詞

だからぼくは品詞 高いところから落ちて生きものが壊れる音をだす天井からも侮辱を受けていた透明な疲れでできていた昼 僕が僕しようとすると僕は僕しなくなった死体にはならなかったけど素通りしていった死がからだにたくさん残っている みなさんの形容詞を…