愛さないことにかけては世界の方が上手

詩人・ライターの喜久井伸哉(きくい しんや)による愚文集

2020-03-16から1日間の記事一覧

【本】芹沢俊介著『「存在論的ひきこもり」論』 「ひきこもり」論の歴史になるべきだった一冊(5000字の概要付き)

私は「ひきこもり」と言える孤立した十代を過ごし、人との関係を結ぶことに多大な困難を抱えながらも、二十歳の頃をシューレ大学というオルタナティブ・スクール(フリースクール)で過ごした。 シューレ大学は社会通念的なガッコウのカリキュラムと違い、各…