息の根は枯れ声の花なく命に荒野あり乞いに御名(みな)なく 息の根に冬吸息の春遠く国に大気薄し未明に舌あえぐ 人々は口持たず息は架空の虚人々は目を増やす息は冷えびえと絶え 雪原重くむごく潰れ息の種耐えず春いまだ来ず 新しい日常の新しい息ならず古…
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